Fly me to the moon

イベント備忘録とか宝塚の話とか

あの日見た光の衝撃-宝塚にハマってからを振り返ってみる-

おはようございます。いつも朝の通勤時間に書き始めるので挨拶がこうなりますね。いかがお過ごしでしょうか。毎日暑くて参ってしまいますね。

さて、今回のブログは本当にタイトルの通りです。私が宝塚にじわじわとハマって大体1年半くらい経ったのでしょうか。そんなタイミングでFNS歌謡祭の雪組さんのパフォーマンスでツイッターが賑わい、さまざまな皆様が宝塚に興味持ち始める様子を目の当たりにしまして、私の最初っていったいなんだったっけ…?と考えたことから改めて振り返ってみたいと思いました。しかしそれからもう1ヶ月くらい経っていますね。遅筆!

 

○全てはここから始まった

2017年の12月でしたかね。ツイッターでとあるツイートがバズりました。内容は、宝塚版のポーの一族のビジュアルが美しすぎるというもの。そのツイートに添付されていた制作発表会の様子を見て、私は衝撃を受けました。だってあまりに顔が良すぎる。本当に私たちと同じ次元にいるのだろうか…?と混乱しました。その中で、特に衝撃的だったのが柚香光さん演ずるアラン・トワイライトでした。

正直ドンピシャに好み。めちゃ好き。エドガーもシーラもだけど、この人を見るためにポーの一族を観てみたい。そう思いました。

今思うと、その当時の私は宝塚の役者さんに対して「宝塚の化粧」というイメージがありすぎたため、少女漫画原作の耽美で繊細な世界観を、制作発表会という場の舞台セットなども無い場のパフォーマンスの写真数枚でも伝えることもできるのか…と衝撃的だったのかもしれません。

その後、なんとかチケットを当てることができ、1回だけでしたが観劇することができました。

ビジュアルイメージや作り上げられた世界観を壊さない緻密で繊細なお芝居に感動し、宝塚の美しさ、みたいなものを存分に味わって、満足感の高い公演でした。

全体がすごく良かったので、アランが好きだな…やエドガーも素敵だな…と思いはすれど特にこの人!!!みたいな衝撃はあまり無く組全体がいい思い出として残り、次の花組公演も是非観劇したいなと思いました。

 

○煌めきの衝撃

しかし、柚香光さんが演じられたアランの繊細さと純粋さが胸に刺さり、忘れられずにいました。私はこれは柚香光さんが好きなのかはたまた柚香光さんが演じたアランが好きなのか……と思っていた頃、ちょうど花組公演「MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN」を観劇しました。この日のことは忘れられないです。MESSIAHでは柚香さんの佇まいや心の機微まで伝わってくる繊細な演技に見惚れ、明日海りおさんの圧倒的な演技力と組子の皆様のパワーに衝撃を受けました。そしてBEAUTIFUL GARDEN…私の人生を変えた瞬間は柚香光さんと舞空瞳さんが中心となって踊る巴里のシーンでした。人って踊る時にこんなにキラキラするんだ…と思い、正直な話生まれてはじめてくらいの勢いで「踊り」というものに感動しました。このことが私にとって衝撃的すぎて、あぁもう柚香さんが好きだな…とそれまでの感情を認め、当時新発売だった花組本を購入して帰りました。

これから、情弱すぎて全国ツアーのチケット取れなくて泣いたりとか、ついにスカステに加入したりして、CASANOVAで大劇場遠征デビューも果たして、明日海りおさんと仙名彩世さんの尊さにもハマり、花組という組のことが大好きになりました。

多分私が宝塚にハマった経緯ってこうだったように思います。やっぱり覚えてるものですね、しかも鮮明に。

この頃からだいぶ時も過ぎて、仙名さんも退団され、明日海さんの退団公演の初日も迫ってきています。

大好きになった花組が変化していくのが寂しくて、どういう気持ちになるのか怖かった時期もありますが、次期トップスターが柚香光さんに決定したというめでたい知らせを受けた今はそもそも花組を好きになるきっかけをくれ、今でも一番大好きな柚香さん率いる花組がどんなものになるのかもとても楽しみです。

そう思えるようになったのは、ただ彼女のことが好きだから、というよりは(もちろんそれもありますが)、なによりも「花より男子」があったからだなと感じます。あの舞台上から溢れる幸福の空気感、キラキラした眩しいときめきとパワーがものすごくて、その多幸感と充実感を味わってフィナーレでは涙がとまらなかったのです。

柚香さんは私にときめきと煌めきと幸せをいつだってくれる人です。そんな彼女はきっと、素敵なものをまたくれるのだろうと思います。それを楽しみに、柚香さんのこれからのタカラジェンヌ人生が本人にとって楽しく満たされた幸せなものであることを願い、応援していきたいです。