Fly me to the moon

イベント備忘録とか宝塚の話とか

速水奏ちゃんと私の話



速水奏ちゃんという女の子のプロデューサーになりたいと思ってから、胸張って担当プロデューサーです!って言えるようになるまでの私の記録です。なんか自分語り大好き野郎みたいになってますがいつかまた迷った時に思い出せるようにここに記そうと思います。

私が速水奏ちゃんという女の子を知ったのは大体去年の3月くらいの話です。その頃のアイドルマスターシンデレラガールズはアニメが放送していて、コンテンツがさらに広がり始めた頃なのかなと思います。

私は別にデレアニを見てモバマスを始めたわけではなく、ずっと友人たちにゴリ推しされていたため受験が終わった&携帯を変えたタイミングではじめました。それがアニメ1期放映時期と重なっていただけです。最初はまぁそんなハマることもないかなと思っていたのですが、アイドルたちを知っていくにつれてどんどんのめり込んでいきました。もちろんそこはアニメのおかげもあります。

さて、奏ちゃんという女の子を知ったのは本当に偶然でした。アニメに出てきたアイドルや、友人が担当しているアイドル以外は全く知らないので、とりあえず知った名前をひたすらpixiv百科事典で検索をかけていきました。見た目が好みだな、と思ったら概要を読んでみたりカードを見てみたりしました。その時に運命的な出会いを果たしたんだと思います。
 私は正直に言うと、奏ちゃんの見た目がものすごくタイプだったんです。それでキス魔という設定。そんなん絶対好きじゃん!と思いました。
でもたぶん、いろんなかわいい子がたくさんいる中でちゃんと知りたいなと思ったのは彼女が初めてだったんだと思います。
(後に始めた時に開催されていたガチャがまゆ、輝子、奏の月末なことを知るのですがそういやフラッシュの中にいた黒髪の子かわいいな…って思ってましたね。ひとつの節目であろうボイス付きSRが私にとっては始まりのカードだったんですよ。)

カードがなにか欲しいなと思っても当時の彼女は初期RとバレンタインのイベントR以外には全部SRで、どれも高かったんですよ。始めたばかりで資金もなくて、初期Rもフリートレードできないような状態でした。(その後アプリをダウンロードするとできる10連で初期Rは来てくれましたが。あの時は運命だと思いました。)
それで、当時彼女にはもうボイスもついていたしCDデビューも果たしていたんですね。なのでCD買えばSRも手に入るしドラマも聞ける!ドラマを聞けばなんかわかるかな、と考えて購入しました。聞きました。もう、もっと好きになりました。
この子の本質が見たい。この子のことを、おこがましいとは思うけどけどわかってあげられる存在になりたい。寄り添っていきたい。それが私が彼女に感じたことです。

だから、この時の私はきっと、速水奏ちゃんをトップに導きたいとか、そういうのではなく、ただ彼女のことが好きだから、知りたいから担当になりたいって思ったんでしょうね。

 このジャンルでは、「担当P」という言葉にいろんな意味があると思っています。この子をトップに導きたいとか、プロデュースしてみたいとか、そういう意味で担当を名乗ってる人が大勢だと思いますが、他ジャンルでいうところの「推し」と同じ意味合いで担当と言っている人もいるんじゃないかなって思います。だから、担当とは一体なんなのかぐるぐるずっと考えてたんですよね。推し!ってわけじゃない新しい概念でした。奏ちゃんの担当を名乗る一方で担当ってなんなのかなって。声がついてCDデビューした瞬間に立ち会えなかった私が担当名乗ってていいのかなとも考えました。
  アイドルに声がついたりCDデビューが決まると担当Pはもちろんものすごく喜ぶじゃないですか。アニメと第4回総選挙からずっとその様子を見ていて、私には一生その気持ちがわからないんだなとか考えちゃったんですよ。それってPとしてどうなのかなとか。
だけど私はたぶんいつデレマスを始めたとしても奏ちゃんのことが好きになるし、担当になりたいと思ったと思うんです。


そして、 声がついてCDデビューを果たしたからって、そのアイドルはそこで終わりなんかじゃないということにようやく気付くんですね。

Pとしてその実感が湧いたのは3rdのライブでした。なんかいろんなこと考えたけど、結局私はこの時に速水奏ちゃんのPですって言い続けて良かったなって思いました。3rd二日目、私はライビュ会場に居ました。現地のチケットを当てられなかった自分を呪いながら、彼女の出番を今か今かと待ちわびていました。もちろん冒頭で「私たち!シンデレラガールズです!」って言ってお願いシンデレラを歌った時。涙が溢れました。私が好きな速水奏ちゃんはちゃんとシンデレラガールズの一員で、そして代表曲であるお願いシンデレラを歌う。夢に見た光景が叶った。嬉しかったです。

 さて、みなさまご存知のとおり、速水奏ちゃんと飯田友子さんのHotel Moonsideのパフォーマンスは圧巻でした。初舞台であれだけのことをやってのけた飯田氏、そして奏ちゃん。でも彼女ならやってくれると私は信じていたし、私が大好きな彼女はそれをやってくれました。ライブリミックスが出来たのも嬉しかった。 
私の奏ちゃんのプロデュースは飯田友子さんと共にあるのですが、本当に奏ちゃんの担当声優が飯田さんで良かったなっていつも思います。彼女じゃなければここまでの注目は無かったんじゃないでしょうか。
3rdを終えて、奏ちゃんへの注目度は抜群に上がりましたよね。周りの見る目が変わった、といいますか。それがツイッターのトレンド入りやAmazonのランキング1位という結果だと思います。
私も私で、ライブ後はこの諸々のことが嬉しくて嬉しくて、これも、飯田さんの最後の挨拶も、全部全部大切にしながらこれからも奏ちゃんをプロデュースしていこう。そんな思いでいっぱいでした。たとえ声が付いていて、CDデビューを果たしていても、彼女にはその先の未来があります。それを示してくれた舞台だったんですよ。私にとっての3rdライブは。奏ちゃんの可能性が見えた。そんなに長くない私のP生活は間違ってなかったんですよね。

そのあとの彼女は、デレステが始まったのもあって徐々に露出が増えてきたなと思いました。まさかあんなにはやくSSRになるとは思ってなかったし、LiPPSという速水奏ちゃんに加えて塩見周子ちゃん、宮本フレデリカちゃん、一ノ瀬志希ちゃんなんていうきっと誰もが組んだら楽しくなりそうって思ったことありそうなメンバーに、さらに城ヶ崎美嘉ちゃんが加わって最強のユニットを組むことになり、そのリーダー及びセンターを務めることになったり。Tulipなんて素晴らしい曲を歌う姿も見れました。 ずっと、奏ちゃんには誰かと一緒に歌ってほしいなと思ってたんです。クローネで曲ができると信じていたけどそんなことはなかったし。あとイベント告知はフレちゃんと周子なのに、告知の内容的にメンバーには確実に奏ちゃんが居るなと思えたのもすごいですよね。

Cool jewelries003での奏カバーとか、咲いてjewelとか、NtYとか。バラードを歌ってほしいのも、王道アイドルソングを歌ってほしい夢も叶いました。
飯田さんアニサマ参加とか、シンデレラガールズの一員として奏ちゃんが参加できるものが増えていく様子がとても嬉しかったです。
それによっていろんな面が見れて。奏ちゃんに対して、以前よりもずっと知ってることが増えたと思います。でもまだまだです。
完璧に知り尽くすなんてことはできないですけど、この点では常に貪欲でありたいです。



4thライブのことは今感想メモにずらずらと書いてるのでその時に。

 長くなってきたのでそろそろ終わりにします。
 私は速水奏ちゃんの担当プロデューサーです。速水奏ちゃんと今までずっと彼女を導いてきてくれた他のプロデューサーさんと飯田友子さんが見せてくれたあの景色に少しだけ関われたことが嬉しかったし、彼女に目を留めてくれる人が増えたのも嬉しかったです。

 過去にどうやっても関わることはできないから、彼女に声やCDデビューというチャンスを与えてくれたたくさんのプロデューサーさんに感謝したいです。きっとそれは長い道のりだったと思うんです。ありがとうございます。今度お話聞かせてください。
そして、これからは私も一緒に奏ちゃんと未来を創っていきたいです。どんな未来が見れるかな。楽しみで仕方ありません。

 こんな自分のことしか書いてない散らかった文章を最後まで読んでくれる方が居るのかはわかりませんが、もし同じような悩み?モヤモヤ?を乗り越えたよ!という方がいたらお話とか聞きたいなって思います。よろしくお願いします。